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Onoty3D

Unityに関するメモとか

パラパラ漫画風プロ生ちゃん

プロ生ちゃん Advent Calendar 2016と関係なく書く気でしたが、7日目が空いていたので7日目の記事とします

qiita.com

さて、さっそく本題に入ります。
UnityにCamera Filter Packというイメージエフェクトが300超も詰まったアセットがあります。

色味の調整等基本的なものから、ドット絵化、古いビデオのような表現、雨だれの表現、血しぶき表現、複数カメラの融合等々、思いつく限りのエフェクトが詰まったようなアセットです。

紹介動画

www.youtube.com

ドキュメントはWEBで公開されているので、実際にどんなエフェクトがあるか見てみてください。
Introduction - Camera Filter Pack 3.x for Unity 5.x - Documentation (c) Vetasoft 2016

その中に紙に描いたようにモデルを描画するPaperというエフェクトがあるのですが、特にPaper2というエフェクトが、ノートに書いた絵のように見せるエフェクトで面白いです。

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また、様々なエフェクトをGitHubで公開されている高橋 啓治郎さんの作品のひとつに、パラパラ漫画風に見せるFlipBookというエフェクトがあります。

github.com

デスノートの映像に使われたのだとか。

 このふたつを組み合わせれば、ノートに書いたパラパラ漫画風に見えるかな、ということで、やってみました。

下準備

GitHub - keijiro/FlipBook: Flip book effect example for Unity
から、FlipBookのエフェクトをZipでダウンロードし、展開します。

展開できたらUnityを起動し、Openボタンで展開したFlipBook-masterフォルダを選択し開きます。
Unity5.5で開く場合、警告ダイアログが出るかと思いますが、そのままContinueで問題ありません。

f:id:onoty3d:20161207142142p:plain

エディタが起動したら、プロ生ちゃんの3DデータCamera Filter Packもインポートします。
以上で準備完了です。

準備が終わったら、まずはSceneを選択します。
SceneはAssets>Test配下にTestという名前であります。
そのまま実行してみると、GitHubで公開されているような画を見ることができます。

キャラクタの置き換え

もともとのキャラクタはMazeLowManという名前で、Sceneオブジェクトの下に居ます。
なので同じ位置にプロ生ちゃんのPrefabを配置します。

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プロ生ちゃんはお好みのPrefabで構いませんが、シェーダーはToonのやつを使うと、アウトラインが出やすいです。
適当に位置をずらして、ついでにMazeLowManが利用していたKarateのAnimationも拝借して適用しましょう。

f:id:onoty3d:20161207142410p:plain

MozeLowManと周りを飛び交っていたパーティクルは利用しないため、Removeするか非表示にします。

カメラの設定

シーンにはカメラが2つあります。最終的な結果を描画するカメラと、キャラクタを映すカメラ。
ここでは後者を編集します。
後者のカメラはやや深い部分にあります。

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MazeLowManをコミック風に見せていたエフェクトのContour、Obscurance、Binaryは今回利用しないので、Removeするか、チェックを外します。
新たにCamera Filter PackのPaper2エフェクトを適用します。

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プロ生ちゃんの線がはっきり出るように、Paper2のパラメータを調整します。
Paper2のパラメータ以外に、プロ生ちゃんの各MaterialのMain Colorの色を明るめにしたほうが線が出やすいかも。

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いざ実行

こんな感じになりました。

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Main CameraのMotionスクリプトのMultiple Frame Blendingの設定をいじると、よりパラパラ漫画っぽく見えるかもしれません。

コーディング不要なので、是非是非試してみてください。