SAFullBodyIKを試そう!
MMD4Mecanimを始め、さまざまな便利アセットを公開されているNoraさんのWebサイトで、フルボディIKを導入するためのコンポーネント、SAFullBodyIKが公開されています。
デフォルトのIKでは両手足、体と視線のみ動かせるものでしたが、こちらはもっともっと沢山の部位が動かせます。
特に指のIKが実装されているところがうれしい!
(初公開時はFingerIKはありませんでしたが、すぐに公開されました。)
FingerIKも初期バージョンではプロ生ちゃんの指に上手く適用されず、指がぐんにょりしておりました。
が、Noraさんが自分のつぶやきを拾って頂いて、ものすごい速さで対応してくれました。
感謝感激…。
導入方法はSAFullBodyIKに同梱されているReadmeファイルから引用しますと
- 任意の GameObject に SAFullBodyIK コンポーネントを追加します。
- Humanoid の場合は、自動的にボーン設定されます。
- Generic の場合は、手動でボーン設定をする必要があります。
となります。
実行すると、SAFullBodyIKコンポーネントを追加したGameObjectの子として、FullBodyIKが追加されます。
追加された各オブジェクトのTransformをSceneViewなどで動かすと、連動して体の各部位が動きます。
以下Noraさんのツイートから、仕様の捕捉。
SAFullBodyIKの補足です。Elbow/Kneeの位置は標準で自動になっていますが、positionEnabledにチェックを入れると手動で設定できます。Foot/Wristのみ、pull(張力)の設定ができます。(標準で1) pic.twitter.com/GpbHQyacbh
— Nora (@Stereoarts) 2015, 5月 30
@onotchi_ エフェクターのプロパティを調整すると挙動が変わります。Position Enabled がオフの場合は自動計算、Rotation Enabled は、下半身・手首・足首のみ有効です。
— Nora (@Stereoarts) 2015, 6月 2
Noraさんのおかげで、いろいろなポーズが自由に作れるようになりました!