Onoty3D

Unityに関するメモとか

揺れものの爆発対策

プロ生ちゃんやユニティちゃんのスケールを1より小さくすると、スカートや髪の毛等が爆発します。

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各部位に揺れもの用のSpringBoneやSpringColliderが設定されている時に発生し、
これらのRadius(有効半径)設定がスケールを小さくしても連動して小さくならないのが原因です。

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スケール1:1:1の時

 

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スケール 0.5:0.5:0.5の時

プロ生ちゃんに関しては将来的には親のスケールを加味するようスクリプトを改変しようとは思っていますが、とりあえずの処置として、手動での変え方を記載します。

手動での変え方【スケールを x:y:z = 0.5:0.5:0.5にした場合】

Hierarchyビューにて、springboneで検索(同名コンポーネント複数ある場合はFullName(PronamaChan.SpringBone等)で検索しないと絞り込めない事があります。)

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大量に出てきますが、SpringBoneのRadiusは0.05で揃えてあるので一気に変更できます。
出てきた全てを選んだ状態で、InspectorビューでRadiusの値を0.05*0.5にします(余談ですが、Unityはテキストボックス内で四則演算出来るので助かる…)。

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フォーカスを移せば、全てのSpringBoneのRadiusが0.025になります。

SpringColliderも同様に。こちらはRadiusがバラバラなので、個別に元のRadius値*0.5をしてください。

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こちらは数は多くないので手間ではありません。

以上でスケールを小さくしても爆発しなくなります。

 

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ユニティちゃんは、『ユニティちゃんライセンス』で提供されています。