Onoty3D

Unityに関するメモとか

FaceRigでプロ生ちゃんになろう

2016/01/13 
アイコンや名前、説明を設定するための説明が書かれたドキュメントへのリンクと注意点を追記しました。

流行ってますね、FaceRig。
GOROManさんがFaceRigを使ったゲーム実況をしてから、いろんな方がFaceRigを楽しんでおられるようです。
これこそバーチャル!FaceRigとボイスチェンジャーで美少女キャラによるゲーム実況が実現 | MoguraVR

実況のやり方も公開されていますね。
中の人(二次元)になる方法【FaceRig × Live2D × Unity × OBS × AVVoiceChanger × 気合】 - Qiita

 自分も先日ちょっと遊んでみました。
・FaceRig + LeapMotion

 ・顔テクスチャを変えてみるとか

 

他に遊び方はないかな、と考えていたところ、MaruchuさんがFaceRig Live2D Moduleを利用した自作アバターを作る方法を動画でアップしてくださっていました。

うむ。これは、やるっきゃないぜよ。
ターゲットは例に漏れずプロ生ちゃんで…。
先のアドベントカレンダーでは、プロ生ちゃんになった方が二名ほどおられましたが、これで自分もプロ生ちゃんになれる!!!


FaceRig Live2D Module用のデータを作るには、顔パーツを分解したPSDデータを作る必要があります。
プロ生ちゃんの場合は3Dモデルがあるので、適当にパーツ単位でマテリアルを非表示しながらキャプチャを撮っていけば、比較的簡単にデータが作れます。

あとはMaruchuさんの動画にしたがってデータを作っていけば、うまくいきます。
※ちなみにPSDファイルはPhotoShopでなくても作成できるフリーソフトがありますので、PSDだからといって諦めてはダメです!自分はずっとPixiaを愛用しています…。


少し動画に補足をするなら、Live2D Cubism ModelerにPSDファイルを取り込むとFaceRig用のテクスチャが作成されるのですが、テクスチャサイズは大きめに指定したほうが綺麗なアバターが作成できます。
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ただしFREE版では2048サイズの1枚より大きなものは作成できないようです(保存しようとしたら怒られる)。
またテクスチャは自動で作成されますが、PSDファイルの各レイヤの透明部分を自動でトリミングしたりはしてくれないので、各レイヤはフルサイズでなく画像サイズに合わせて作成していたほうが無駄が少なくなり、より多くのパーツ分けが可能となります。

・全レイヤフルサイズにしちゃったやつ
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・画像サイズに合わせてレイヤサイズを調整したやつ
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もう一つ、テンプレートを適用させる部分ですが、動画内でも言及されている通り、基本的にテンプレを重ねるだけでは上手く行きません。
ただ各パーツにカーソルを合わせると、それが現時点でどのパーツと紐付いているかが表示されるため、テンプレ・自作アバター共に紐付けたいパーツを選んでから「選択要素を対応付け」すれば、上手く行きます。

こんな感じで表示される。
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パーツを選んで「選択要素を対応付け」

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それでもその後のパラメータ調整はほぼ必須ですが…。

ともあれここを乗り越えれば、自作アバターを楽しむことができます!!
みんなもやろう!

 

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2016/01/13 追記

 Maruchuさんが紹介しておられましたが、以下にLive2D FaceRig Avatars ドキュメントの日本語訳があります。

Live2D FaceRig Avatars ドキュメント

ちなみに原文はFaceRig Live2D Moduleインストール時に下記フォルダに作成されていると思います。Steam\steamapps\common\FaceRig\Bin\Tools\Docs\Live2D_Facerig_Avatars_Documentation.pdf

これに書かれている内容に従えば、?表示だったアイコンや名前、説明などを設定することが出来るようになります。

注意点として、*.cfgファイルはUTF8N(BOM無UTF8)で保存したほうがいいようです。
そこでハマって1時間飛んでいったので…。

 上手く行けば、アイコンや名前、説明が表示されるようになります。

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