Onoty3D

Unityに関するメモとか

高崎柚乃ちゃんを触ってみる

先日Gugenkaさんから高崎柚乃(Takasaki Yuno)ちゃんというフリー(商用利用無料)のかわいい3Dモデルが公開されました。

https://gugenka.jp/original/yuno-3d.php

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日本で企業から公開される3DモデルというとMMDが先行するイメージが強いんですが、このモデルのフォーマットはMA形式とFBX形式で、しかもおすすめシェーダがユニティちゃんシェーダと、Unityでの使用をまずメインにしたような感じで公開されています。

目もMMDで定番の「コッチミンナ」モーフを前提とした凹んだ白目ではなく球体!いいね!

というわけでさっそくUnityに取り込んでみることにしました。

取り込み

MA形式とFBX形式はどちらもそのままUnityに取り込み可能ですが、前者はMayaがインストールされている必要があるようです。
自分は持ってないのでFBXのみをインポート。

インポートすると1モデルに付きエラーと警告が1つずつでます。

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エラーはアニメーションのタイムレンジが上限超えてるよ、的な。
警告はScale Compensationが云々。とりあえず無視。
これらが出ても、モデル自体は取り込めているようでした。

見た目

とりあえずぐるりと見てみたんですが、ごっそりはみ出てる!!!

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下着がショートパンツやブラウスを突き破ってます。

これは
・上着状態にしたいときは下着を非表示
・下着状態にしたいときは上着を非表示
にすればとりあえず気にならなくなります。

しかし、公式サイトには「ショートパンツからはみ出る下着や脇のラインを堪能しろ」とありますし、公式立ち絵ではブラウスからブラの紐をチラチラさせているので、やはり本来同時表示させるべきものらしく、バージョンアップで改善されるとのことです。
ちなみに上着も下着も非表示…も可能。

<2017/02/28追記>
上記突き抜け問題は、特に改善の必要はないようです。
上着状態にしたい場合は、下着すべてを非表示にするのではなく、bra_hiでグルーピングされている側のみを非表示にすれば良いとのこと。
これで上着を突き抜ける部分のみが非表示になり、裾からチラリと見える部分はのこされるので、公式サイトに書かれているこだわりポイントは維持できます。

 

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Rigの変更

取り込んだ状態のまま、RigをGenericからHumanoidに変更しようとすると、Unityが落ちます(5.5.1f1)。
いきなりフッと落ちるのでどうしたものかと思いましたが、取り込み時にアニメーションがエラーを出していたのを思い出し、AnimationsのパネルからImport Animationのチェックを外した後、改めてRigをHumanoidに変更するとうまく出来ました。

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とりあえずまずはここまで。

これからアニメーション適用させてみたり、表情モーフなんかを見ていきたいと思います。

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© Gugenka from CS-REPOERTERS.INC/YUNO

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