Virtual Festival 2018 に参加しました。
音と光の祭典 Virtual Festival 2018 におきゅたんbotの演出役として参加しました。
発端となる、Virtual Festival開催のツイートがあったのが8月下旬。
9月にタナベ.@sobatang1 さんと「Virtual Festival 2018」という音楽と光の演出と花火を楽しむ夏フェスを題材にしたイベントを開催します!
— Tnohito@0923バチャフェス (@Tnohito1) August 24, 2018
VRC内での弾き語りライブやパーティクルライブ、それを彩る光の演出とフェスにはつきものの巨大花火!
2018/09/23(日)22:00~です。
#VRChat #ばちゃふぇす pic.twitter.com/yLQZnQnCqj
それに伴ってすぐ、おきゅたんのVirtual Festival参加のツイートがありました。
わたしもMy Virtual Realityで出演予定! 演出でパーティクルとかノリで出してくれる方募集です>< https://t.co/pUrRQSFk1Z
— おきゅたんbot🏝VRすきま動画 (@OculusTan) August 24, 2018
そのツイートで、おきゅたんは演出を求めていたので、すぐに食いついた次第です。 (まぁ求めてなかったとしてもアピールしたでしょう。)
わーい、ぜひぜひ。曲が急に変わったらごめんなさい
— おきゅたんbot🏝VRすきま動画 (@OculusTan) August 24, 2018
8月頭の花火大会で「おきゅたん花火」を持ち込んで参加し、その思いのたけを空に撃ち出した自分。これにて、再びそのパッションをぶつける機会を得たのでした。
その時点で開催まではまだ一ヶ月。
バーチャルマーケットやユニティちゃん交流会なんかもあったので、最初は比較的のんびり準備を進めていました。
あと輝夜月ちゃんのライブもありましたね。あのライブは非常に演出の参考になりました。
レーザービーム系、ビートを刻む系、キラキラ舞う系、基本この三要素があれば盛り上げられる、と、このライブで感じ取りました。
さらにyorimiyaさんに歌詞パーティクルの実装法を聞きながら、自分なりにシェーダーを組んだり、その時点で採用が決まっていたMy Virtual RealityのMVを見ながら、「こういうのが欲しいな」と思ったアイテムをシェーダーで作ったり…。
進捗はDiscordに投稿していたのですが、シェーダーのスクショや動画を投稿するたび、みんなから「すごい」とか「かっこいい」とかうれしいリアクションをもらえたのでいい活力になりました。また「もっとこうがいい」って意見もおきゅたんに沢山もらえたので、より精錬されていいものが仕上がったと思います。
そうそう、アニメーションオーバーライドでパーティクルを出す場合、通常はアニメーションが切れた瞬間にパーティクルが消えてしまいます。そこで今回はEmoteSwitchといった手法を採用し、パーティクルないし任意のオブジェクトの永続化を実現できるようにしました。
これもいろいろなトラップがあって、最初はワールドへの固着がうまく行かなかったり、それが出来るようになっても「肉眼にはみえて、カメラ越しだと見えないパーティクル」なんかに悩まされることも。
なので、1曲目、My Virtual Realityに関しては演出もさながら、実験と検証に非常に時間を費やした感じでした。
2曲目はKARATE、これに関してはもう「炎とか出そう」ってことだけ話していて、具体的な打合せはフェス2日前に3回くらい演技合わせをしたくらいw
スモークパーティクルの位置調整とかをリアルタイムで行いながらの演技合わせが、なかなかバーチャルな感じでした。
なお1曲目はミクさんのボーカルでしたが、これはおきゅたんの歌唱。
おきゅたん的にはかなりアレな出来栄えだったみたいで、「寸劇やパフォーマンスに集中させて歌をうやむやにしたい」なんて言ってましたが、自分はあのおきゅたんの歌い方大好きですよ。ちょうかわいいよね!
3曲目はVirtual Wonderland。
はじめはただ歌詞だけを貰っていた状態。そこから仮バージョンの曲があがってきて、それに合わせて何度か歌詞調整が入りました。
おきゅたんのいつもの配信を見ていた人は、フェス1週間前に「歌詞変更」が業務連絡されたのを記憶しているかもしれませんw
最終版をもらったのは、フェス3日前の木曜日です。
繰り返し繰り返し聞きながら、歌詞パーティクルもちょっと動きを工夫して、表情を足したりしました。
演出の大方の部分はおきゅたんが作ってくれていたので、歌詞パーティクルを始めサイリウムパーティクル、魔法陣パーティクル、ノイズエフェクト、などを追加で作成しました。
今回作った演出で気に入ってるもののひとつがこのグリッチノイズ。三曲目、Virtual Wonderlandの時に使用。
— オノッチ (@onotchi_) September 24, 2018
おきゅたんが「こんなのいいかも」と提案してきた、botやバーチャルといったデジタルに入り込むノイズ演出で、作ったのは本番二日前w #バチャフェス pic.twitter.com/VBTGDxahBc
(なお1曲目のバーチャル空間パーティクルや、3曲目の魔法陣パーティクルに書かれている文字をしっかり読んでは駄目ですよ。)
全体の話としては、やはり会場が開幕寸前まであたふたしていたのが印象に残っています。
このタナベさんの告白はかなり衝撃でしたw
本番の二日前、金曜の午後11時ですよww
(ちなみに土曜は前夜祭です。)
でも手の速さが抜群のタナベさんは、ここからささっとワールドを作り直しちゃうんだから(しかも途中パリピ砲楽しんだりしてる)、恐ろしい人です。
本会場ワールドもこんな具合でしたが、サテライト会場もリハでは動いていた360度映像がながれなくなったりと大変でした。
正直な話、当日の20:30くらいまで会場設営は続いていました。なので、ほんと本番が致命的なトラブルなく終りを迎えられたのが非常にうれしいというか奇跡的というか…。
もちろん、みんな落ちちゃったりと、VRならではのハプニングはありましたけどねwそれすらみんな「VRにしか起こりえない」と、ポジティブに受け取ってくれて、助かりました。
具体的な当日の様子はもう、#バチャフェス ハッシュタグを追ったり、配信動画のアーカイブを御覧ください。
とても文字で語り尽くせるものではございません。
自分は休憩時間も休憩せずに、namitaさんとyorimiyaさんのパーティクルライブ以外はずっと鹿ビームや鹿フレイムを振り回してました。
なんだかんだで5時間位あったんですかね、フェス…。
それでもあっというまでしたね。
ほんと皆、ありがとうござました。
#バチャフェス
— オノッチ (@onotchi_) September 23, 2018
主催はじめ運営スタッフの皆、アーティストの皆、観客の皆、サテライトや配信見てくれた皆、そしてなにより、自分の拙い演出に付き合ってくれたおきゅたん、本当にありがとうございました。
楽しかった。ほんと楽しかった。
皆寄ってたかって鹿を襲ってきたのは忘れねーぞ!!!! pic.twitter.com/fbKh22VivR
…さて、自分はおきゅたんを輝かせることが出来ただろうか?うん、少しは出来たかな…。でもでも、もっといけるはず。
Virtual Wonderlandの「空とぶホウキ 私はもっと!」って部分が大好きなんですよ。
もっともっと、飛んでいける。てっぺんはまだ先だ。
だからまだ自分もとまらない。とまってられない。
おきゅたん、まだまだヨロシク。これからも一緒に色々やろうぜ!
そしてまた、皆の前に帰ってこよう!! TO BE CONTINUED...→
【追記】Virtual Wonderland 歌詞公開
Virtual Wonderland(バーチャルワンダーランド)の歌詞を見たいって声があったので、Oculus Quest発表記念で深夜にツイートしますっ🎉✨#バチャフェス でのライブシーン → https://t.co/A1DSx3jGYD pic.twitter.com/JEtHZXeGYr
— おきゅたんbot🏝VRすきま動画 (@OculusTan) September 26, 2018